茶の湯 かおり会(武者小路千家)新潟市

千利休 直系の3つの茶の湯「表千家、裏千家、武者小路千家」のひとつ、武者小路千家のお茶を新潟で一緒に楽しんでみませんか?

お点前用の帛紗(袱紗・ふくさ)の重さを計ってみました

 

ふくさのおもさ

私たち武者小路千家は、お点前で使うふくさは、表千家さんと同じ朱色(男性は紫)のものを使います。

私のところでは帛紗(袱紗・ふくさ)を貸し出しているのですが、

そろそろマイ帛紗が欲しいな、といざ買おうとすると、

あれ?? 重さ(厚さ)がいろいろある・・・どれがいいんだろう?

という疑問にぶつかると思います。

 

そこで、あらためて私の持っている帛紗の重さを計ってみました。

(最近、計りを買ったので使いたかっただけかも!?(^^)/)

 

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(手持ちの袱紗をとりあえず並べてみた。洗える朱色はもう一枚あります。)

 

◆貸出用「洗えるふくさ」(朱色2枚)

・・・29.74g(8匁)

・・・31.76g(8匁)

3年前に買ったときは、厚さもあって結構しっかりしているし、良い!と思いました。

 

◆貸出用「洗えるふくさ」(紫色(男性用)1枚)

・・・38.37g(10匁)

 

今回初めて気づきました、同じ「洗えるふくさ」でも紫色の方が重い(厚い)のですね!

 

◆自分で最初のころ買った帛紗(ほぼ未使用)

・・・18.86g(5匁)

今改めて持ってみると薄い!です。畳むとスルスル滑り、軽すぎてうまく畳めません。

 

◆かつて私の恩師に頂いた帛紗(未使用)

・・・25.93g(7匁)

持ってみると普段の私の慣れているものより薄くて扱いやすいです。

 

 

◆私がお茶会などで使うためにとってあるきれいな帛紗(数回使用?未使用かも?)

・・・29.34g(8匁)

これがちょうどいい。持ち慣れた厚みと重みです。

 

◆私がお茶会などで使うためにとってあるきれいな帛紗パート2(数回使用、ほんの少しお茶の汚れあり)

・・・32.29g(8.6匁)

これもちょうどいい。持ち慣れた厚みと重みです。

 

◆私が普段のお稽古で一番使っている帛紗

・・・32.23g(8.5匁)

これはお稽古仲間の皆さんより厚めだというのは自分で知っていました。

例えば烏帽子棚というお稽古で烏帽子を作る時に帛紗を折りたたむのですが、

私だけ厚くてすんなりできず、いつも苦戦します。

この時ばかりはもう少し薄手がいいなと思いますが、

それ以外の場面ではこのくらい厚い方が扱いやすいです。

 

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ちなみに箱には何も書いてないものと、このように2朱(中身は8匁と8.5匁でした)と書いてあるものがありました。

 

結論

ということで、今回計ってみて私も妙に納得。

おそらく一般的には私が先生に頂いた26g(7匁)くらいを持っている方が、社中(一緒に習っている先輩方)には多かったように思います。

 

改めて数字で見える化すると面白いですね。

私の夏休みの自由研究というところでしょうか(^^)/

 

 ということで、

【結論】私のおすすめは 26~30g(7匁~8匁) です!

  

*1匁(もんめ)=3.75g