2019.6.16(日) 良寛茶会(新潟県新発田市五十公野、浄念寺)レポ
あいにくの雨、雨、雨でした。
(浄念寺本堂。2席目(表千家)の会場はこちらの本堂がお茶席になっています)
「あやめ茶会」に続き、車で2分のところにある良寛茶会へ行きました。
↑↑会場への行き方は昨年詳しく書きましたので、初めて行く方はご参考にしてください(^^)
2019年 良寛茶会
2席目の先生は昨年と同じ『表千家』さんの武田宗淑先生でした。
(ご自身で『なぜか16回とも私が受け持っています』と仰っていました。すごいですね)
また今年もネット情報がほとんどありませんので、ここに記録させて頂きます。
(間違いやご指摘などございましたらお手数ですが私の方へご連絡頂ければ幸いです。)
第16回 良寛茶会
日時:令和元年6月16日(日) 午前10時から午後2時30分
会場:浄念寺(じょうねんじ)
新発田市五十公野1945
・電話 0254-24-5094
裏千家 皆川宗巳先生、小島正芳先生
表千家 武田宗淑先生
会費:2,500円(おみやげ付き)
昨年は会費2,000円でしたが今年は2,500円に上がっていました。
出費はちょっとイタイけれど、個人的には賛成です。
本当いつも思うのですが、大体のお茶会が1席500円程度。これって今どき破格の値段ですよね。お抹茶とお菓子代で500円ギリギリです。喫茶店のお抹茶だって500円では戴けないです。
他の消耗品(最低限、茶巾と茶筅は新しい物を使います)やお道具の資金には足りませんし、場所代、運搬代、人件費も考えると・・。時代に合わせた適正な価格で、お席を持つ方も参加する方もお互いが気持ちよく行える金額が良いと思います。
・・・話がそれました。
今日は五十公野あやめ茶会からのハシゴでしたので時間もギリギリ、
最後の最後のお席に滑り込みさせて頂く事が出来ました。
1席目の裏千家さんでは興味深いお釜とお道具、そして皆川大先生のお話も伺うことができ、目にも耳にも嬉しく至福のひとときでした。
2席目には、お正客に一日ご亭主をつとめられて少々お疲れの様子(笑)の皆川先生はじめ、そうそうたるメンバーとお席をご一緒することができました。
席主の武田先生も『これが本日最後のお席ですので、いくらでもアンコールにお応えします(^^)』と笑いを誘い、とても和やかなお席でした。
私のぐしゃぐしゃ覚書メモ。(2席分まとめて)
テーマ:良寛さん。掛物は良寛さんと子どもの絵、上方に色紙(意味:心地良いこの時間がいつまでも続けばいいのに)
テーマ:新元号『令和』にちなみ新しい、おめでたい
ショウマ、ヤマアジサイ、夏シュウメイ、濡れ燕、中くらいのこなしに黒糖寒天、ハス、手毬、囲炉裏風の風炉(手作り)、お釜が囲炉裏鍋、虫食い穴の開いた茶杓、奇抜な茶碗、東本願寺改修時の土、革クジラ、信楽、手桶水差、割れ蓋、7代白井半七、金箔茶碗、煙草盆にミント、星、などなど。
また、昨年同様、待合にあるお花がどれも素敵で・・・うっとり。
あまりに素敵なのでどなたが育てられているのか尋ねましたところ、
山野草の専門で、新発田の清野さんという方に特別にお借りしているそうです。
あぁ、それでますます納得!
雨の日でも根元には水が行かないからと傘をさして水をあげるそうで、愛情たっぷりに育てられているのがよく伝わってきます。
またこのお茶会に来る楽しみが増えました(^^)
お土産は市島酒造さんのお酒。
個人的にはあやめ茶会と良寛茶会あわせて1日に4席も回り、少々お腹がタプタプ、カフェインで動悸が‥(^^;) 今夜は眠れそうにありませんね。
両方とも行きたい身としては、できれば来年以降は是非とも日にち(週)をずらして頂きたいと切に願いまして(関係者の皆さま何卒何卒‥)
今年のレポを〆させて頂きます。