仙台へ弾丸日帰りで、お茶のお稽古に行ってきました。
(新潟から車で片道3時間半)
写真は先日の『杜の茶会』のお席で使われたお菓子です。
製:菓匠三全(かしょうさんぜん)
銘:緑陰(りょくいん)
いつもなら九十三庵喜久知(くとみあんきくち)さんのお菓子を使うことが多い中、今年は三全さんに。外で行うお茶会ですので、転がりにくいようにこのような形のものを選んだそうです。
2年に一度のお当番で相当お忙しかったはずなのに、このように私の分まで取っておいて下さった先生のお心遣いを思うと・・・(>_<) 新潟に戻り、ひとくちひとくち噛みしめながら頂きました。
仙台では、
・杜の茶会同様に天遊卓で立礼(お薄)
・盆点(風炉)
・略盆点前
の3つと、それに伴う諸々をお稽古して頂きました。
『天遊卓(てんゆうじょく)』は武者小路千家 千宗屋若宗匠が考案された茶机です。
古いものは自分の10年以上前のノートと、記憶をたどりながら脳トレ状態。
いつもお稽古の後は脳みそが喜んでスパークしています。
帰り道、先生に注意されたことなどをまた忘れないうちにと、順不同にメモに書き留めながら帰ってきました。
これをまたルーズリーフに清書するのが楽しい時間でもあります。
今回のお稽古は、お点前のこと以前に色々と先生に厳しいご指導を頂き・・・
ちょっと、いや、だいぶ・・・へこんで帰ってきました。
何のために、私がひと様に教えるということをしているのか。
迷ったり、やめようかと思ったり。悩みますね。
けれども。
先生は、私が「こういう事を始めようかと思う」と相談させて頂いたとき、予想以上にとても喜んで下さり、色々と準備なども親身に手を差し伸べて下さいました。
今回の厳しいお言葉も、軽々しくしてはいけない、浮かれてはいないか?という、私への叱咤激励と受け止めて、きっと意味はあると信じて、マイペースに進みたいと思います。
明日は出張お稽古のご依頼を頂いておりますので、
お茶を濾したり、お菓子を買いに行ったりと準備もしつつ。
ひと様に教えるというのは、毎回とても緊張します。
が、楽しんで。頑張ります。