先日、仙台へ久しぶりにお稽古へ行ってきました。
なんと、昨年の12月以来なので約10か月ぶり。
今年はコロナのことがあり、もう行けないのかなぁと半分あきらめていましたが、(雪の季節は道路が怖いので毎年控えています)
季刊誌の『起風』を送っていただいたお礼の電話を仙台の先生にしていた時に、
『今月はみんなで風炉をしまう前に『飯後の茶事』の勉強をやっていてね、ちょうど来週もやるのよ』なんてお話から、
『うらやましいです、私もぜひお仲間に入れてください(>_<)』と言ったところ、急遽入れて頂けることになりました。
家族とお社中の皆様に感謝感謝です!
↑ これは、お稽古の後、那智が丘へ上がる交差点でのショットです。
お稽古中は写真など撮れませんので、帰り道に、ハ!( ゚Д゚) ブログ用の写真が何も無い!!と気づき慌てて撮っただけで、特に意味はありません(笑)
『飯後の茶事』。
はて。どんなんでしたっけ??と正直電話で言われた時には全然思い出せず・・(*_*;
通常のお茶事と違って先にお懐石を頂いてからお炭になるのですね。
お稽古なので色々省略し、と言いつつも、きちんとお茶事のポイントは踏まえて、4名で一通りやりました。
私は最後にお薄のお点前をさせて頂きました。
それにしても、すごい。
これを3,4人で、全員がある一定レベル以上でないとできませんよね。
先生の所にはそういう生徒さんが何十人もいらっしゃって。本当にすごいです。
お薄、お濃茶までは教えられても、『お炭』を教える自信はないですね・・今の私には。。。
私がこんな風に自分の生徒さんと『お茶事』の流れををお稽古できる日は果たして何年後になるのか。私のレベルアップがもっともっと必要だなと痛感いたしました。
11時から14時までちょうど三時間お茶事のお稽古をした後、私だけ残り、
風炉のお濃茶と、
10月、11月のお稽古の『中置き』
のお稽古をしていただきました。
中置き。久しぶりでした。
テーブルの上でもお稽古できますね、これは。
細水指をどこかで買おう。
忘れないうちに取り入れたいです。
年中風炉しかないので、炉の季節は中置きのお稽古にしてもいいかもしれないですね。
と、すっかり”教えるモード”で教わっているのも、以前とは自分も変わったなと思います(^^)
いつもお稽古の後、時間があれば那智が丘へ寄り道し、盛りだくさんのお稽古でヒートアップした頭を冷やして帰ります。
夕暮れ時でひんやりした風が気持ちいい。
新潟から車で約4時間。
行きは明るいので下道を使って山形経由で節約。
帰りは暗くなるので、高速を使って福島経由で。
ナビだと山形経由は7時間とか出ますが、実際はどちらも4時間位であまり時間は変わりませんね。
ですが、さすがに一人で1日8時間の運転は疲れました。
翌日、身体中が筋肉痛(>_<)
でも行って本当に良かったです。
年末までにもう一度行くチャンスがあれば、頑張りたいなと思います。
そして、先生から受け取ったたくさんの種を、新潟で私も少しずつですがまいて行ければ・・。まいて行くなんておこがましいですね。
なんでしょう、こんなに色々なことを教えて頂いて、お茶のお点前だけでなく、考え方や、話し方、立ち居振る舞い、いろんなものがあります。
それを微力ではありますが、こんな私からでも興味を持って下さる方々にお伝えしていきたいなと、清々しい気持ちで、帰り道運転しながら思ったのでした。
先生がお土産に下さった主菓子。( 九十三庵喜久知/くとみあんきくち さん)
家で子どもたちと戴きました。
お茶事のお稽古で出てきた 喜久知さんの栗の茶巾絞りみたいなのも絶品でしたし、
先生手作りのグヤーシュスープも私にとっては第二の母の味~(*^^*)
懐かしく美味しく、涙が出そうでした~(*^^*)